介護職で妊娠が発覚?!仕事は続けた方がいいの?注意するべき点は??体験談も交え解説

介護現場はまだまだ女性の割合が多い職場で、そんななか妊娠する女性も少なくない職種だと思います。

いざ自分が介護職で妊娠してしまった場合、仕事を続けるべきか、夜勤はやるべきか、また注意するべき事は何か…など色々な悩みが出てくるかと思います。看護師さんなど身体を資本とする職業の方も似たような事で悩むのではないかと思います。

今回はそんな悩みについて、知っておくと良い制度や注意したほうが良い点についてまとめてみました。

仕事は続けるべき??仕事を続けるメリットは?

周りへの迷惑や自身の体調不良のこと、精神的な辛さなどを考えると、仕事を続けるべきか悩んでしまいますよね。
どうしても判断がつかない場合は、産休を取得してからゆっくり考えても良いと思います。仕事を辞めずに休業を取得することのメリットを以下にまとめてみました。

仕事を続けることのメリット
①出産手当金(産前産後休業の手当金)が貰える
②育児休業給付金が貰える(※育児休業を取得した場合)
③収入をある程度維持したまま育児に専念することができる
④ 出産手当金•育児休業給付金等は全額非課税のため、所得税の控除がなく来年の住民税が安くなる

出産手当金(産前産後休業の手当金)が貰える

産前産後休業を取得した人が休業中に給与を貰えない場合、健康保険から手当金が支給されます。
詳しい支給要件などは全国健康保険協会のホームページを参考にしてください。

手続きについては、会社経由もしくは自分で進めていく必要があります。会社のほうで進めてくれる場合もありますがそうでない場合は自分で提出書類を準備しなければなりません。

私の場合ですが、会社で滞りなく進めてくれると思い込んでいた為、会社に受け取りたい旨を申し出るのが遅くなり出産後5ヵ月後の支給になりました…こんなトラブルに限らず、多少なりとも支給までタイムラグはあると思いますので皆さんご注意くださいね…!

育児休業給付金が貰える(※育児休業を取得した場合)

育児休業を取得した場合に一定の条件を満たすと、雇用保険から支給されます。支給がある場合は休業中も収入があるので安心です。
詳しい支給要件などは厚生労働省のホームページ等を参考にしてください。

収入をある程度維持したまま育児に専念することができる

収入自体は減ってしまうものの、子供と向き合う時間がたくさん取れます。0~1歳の時期の赤ちゃんは目まぐるしい程の成長を遂げます。そんな目まぐるしくもかけがえのない時期に寄り添える機会を大事にしてみてはいかがでしょうか。

出産手当金•育児休業給付金等は全額非課税のため、所得税の控除がなく来年の住民税が安くなる

働いて得た収入には課税されますが、手当金等は非課税となります。住民税も給与から天引きされていると気付きづらいですが、地味に辛い出費となるので非課税はありがたいですね。

そもそも上司にはいつ報告すればいいの?

私もいざ報告する、となった際には報告時期に悩みました。
特に介護は身体を酷使する職業です。無理をして赤ちゃんや自分の身に何か起きてからでは遅いので、出来るだけ早めの報告がいいでしょう。妊娠検査薬で陽性判定が出たとしても子宮外妊娠など妊娠継続困難な場合もある為、産婦人科にて正常妊娠かどうかが分かった時点で報告するのがベストだと思います。実際に私もそうしました。

夜勤は続けるべき?

労働基準法によると妊婦本人が請求すれば夜勤をしなくてもいいという決まりがあります。妊娠期間はどの期間も不安定な時期であるため、人手が少なくなる夜勤は出来るだけ回避するのがベストでしょう。何かあってからでは遅いですから。

妊婦で仕事を続ける上で注意したほうが良い事

会社に報告後は周りも少なからず配慮してくれることと思いますが、そんな中でも注意した方が良いと思うことをまとめました。

重いものを持たない、移乗などは代わってもらう

労働基準法でも重量物を取り扱う業務やその他妊婦にとって有害な業務に就かせてはならない事になっています。

また、本人が請求すれば軽易な業務に転換、時間外労働はしなくても良い事になっていますので、協力してもらえるところはお願いしましょう。
こちらの記事でもお話しましたが↓↓


本人が思う以上にバランスが悪くなっており移乗などは危険です。経験したからこそ、そう強く思います。
介護は大切な命を預かる仕事。それを踏まえた上で自分がどう行動するか考えてみましょう。

浴室内の入浴介助は代わってもらう

浴室内は滑りやすく、転倒のリスクが高いため、他職員に代わってもらえる所はお願いしましょう。

風邪や感染症予防を徹底する

風邪やインフルエンザ、またコロナウイルスをはじめ妊婦は様々な点から重症化しやすいと言われていますので、感染対策もしっかりしましょう。

実際に私も妊娠中に風邪を引きましたが、咳がひどく数日間眠れない程でした。人生で一番酷い風邪でした。

周りに対する感謝の気持ちを忘れない

体調不良など、しょうがないこととはいえやはりやってくれて当たり前でしょ、と偉そうな態度をとっていては周りも気持ち良くないですよね。迷惑をかけてしまっている事は事実なので、日々感謝の気持ちを忘れずにやってくれた事に対して「ありがとう」と伝えるのも大事な事だと思います。

悩んでいる人は子供の事を第一に考えてみよう

様々な事で悩みは尽きないかと思いますが、どうすればいいか悩んでいる時はお腹の中の子にとってどれを選択すればベストなのかを考えれば自ずと答えも見えてくるはずです。働ける職場は山ほどありますが、お腹の中の子のママは一人しかいません。それを踏まえた上で判断していきましょう。

 

 

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